ほたてんてん
私、ホタテンテン。
人見知りだけど、最後まで貝を閉じないようにがんばります。

今日はすごいワンコ達を紹介します。なんと、津波を乗り越えたスーパーワンコ達です。

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まずは、石巻市大街道にお住まいのガンコさん。
壊滅的な被害を受けた海に近い街ですが、ガンコさんはなんと津波にのまれた車の中で、3日間も生き続けて救助されました。

ガンコさんの家では、6人家族中、3人の方が亡くなってしまいました……。
だからガンコさんは今、亡くなった家族の分も、残された家族たちを励まし続けているのです。

震災後、人を励ますワンコさん達のお役目はより大きなものとなりましたね。
穏かなガンコさんのそばにいると、人見知りの私も、とっても癒されるんです。

がんばれ!ガンコさん!!

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お次は仙台市若林区にお住まいのラブちゃんです。

彼女はあの日、大好きなご主人の胸に抱かれて、その辺りで一番高い建物だった小学校に避難しました。
しかし、津波は小学校の3階まで襲ってきて、逃げてきた人たちは屋上に逃げて九死に一生を得たのです。

しばらくして、自衛隊のヘリコプターが助けに来てくれることになりましたが、
優先されたのは、子ども、女性、男性……と当然のごとく、人でした。

人と一緒に逃げてきたワンコやニャンコ達は、自衛隊の人から、最後にちゃんと助けると言ってもらいましたが、
その場では、ご主人達と別れ別れになるしかありませんでした。

その後、ラブちゃんが愛するご主人と再会できたのは、3カ月後。
救助され、避難所で暮らし、仮設住宅に落ち着いたご主人が、いろいろなツテを使って
やっと動物愛護チームに救助されていたラブちゃんを探し当てたのです!

今、ラブちゃんは大好きなご主人と仮設住宅で平和に暮らしています。

よかったね!ラブちゃん!!

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最後にご紹介するのは、こちらも仙台市若林区にお住まいの女子ワンコさん。
ちょっと顔が怖くて……内気な私は、お名前を聞けませんでした。すごく吠えるし。

彼女は海の近くの家で住んでいましたが、そこに10mの高さを超える津波がやってきました。
家にはご主人がいましたが、自分も逃げることに必死だったので、とっさに彼女の鎖をはずして、自由にしてくれたのです。

これが今生の別れ……。

なんとか生き延びて!

走っていく彼女の後姿を見つめながら、ご主人はそう祈ったと言います。
このとき命の危険が迫っていたのは、ご主人も同じでした。

津波からは逃げ延びて、なんとか命だけは助かったというご主人。
水が引いた数日後、自分の家のあたりを見に行くと、目を疑うような光景が広がっていたのです。

家や建物はほとんどなくなり、変わりに真黒なヘドロが一面を覆っていました。
ご近所ではたくさんの人が亡くなり、村は再起不能と思われました。

ご主人は、自分の家があったと思われる辺りで茫然と立ち尽くしました。

その時です!

よだれを垂らし、尻尾をふりふり、ものすごい勢いで彼女が走ってきたではありませんか!

生きてた!!!!!!!!

絶望の地にまぶしい光が差し込んだ瞬間……これが、希望というものなのかもしれませんね。

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普段はとても、攻撃的な彼女ですけれども。

byホタテンテン